地区仏青だより
東京3号仏青 活動報告
平成29年度 活動報告
平成29年6月26日(月)〜27日(火)
武田信玄ゆかりの地 山梨県甲府市の寺院に触れ智覚し、あわせて東三仏青の皆さんとの懇親を深める為の研修旅行を行いました。
【ぶどう寺 大善寺】
大善寺は真言宗智山派に所属しており、国の重要文化財に指定されている仏像が数多く安置されている寺院です。
本尊の薬師如来像(秘仏)と脇侍の日光菩薩像・月光菩薩像、十二神将像が重要文化財となっており、とくに行基作と伝わっている薬師如来像は、左手に薬壺ではなく葡萄の房を手にした姿の大変珍しい仏像として有名です。
また、近年ではTBS系列にて2016年に放映されたドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のロケ地としても知られています。
お寺ではご住職がご説明して下さいました。
【甲斐 武田神社】
武田神社は、武田氏館跡に大正時代に建立された神社です。
武田信玄を祭神としており、武田氏の歴史を感じることができました。
こちらでは、地域ボランティアの方が説明をしてくださいました。
【武田信玄 銅像】
ガイドブックなどでも有名な、甲府駅前の武田信玄銅像前にて記念写真を行いました。
【甲斐 善光寺】
甲斐善光寺は、武田信玄が川中島の合戦に際して、善光寺如来を自らの領地である甲斐に移したことにより建立された寺院です。現在は浄土宗の寺院となっています。
甲斐善光寺においても、お寺の方が説明や案内をしてくださいました。
善行寺では本尊善行寺如来への参拝だけでなく、正面厨子床下にある本尊善光寺如来と結縁するための戒壇廻りを行い、宝物館の見学等もさせていただきました。
平成29年12月20日(水)
東三支所下の金蓮院に於いて、千葉一号 正福寺住職 総合研究院宗学研究所研究員 櫛田良道先生をお招きし、「護国寺の歴史を中心とした江戸時代の豊山派について」の研修会を開催しました。
あまり知る機会のない護国寺と護持院の歴史だけでなく、江戸期の豊山派僧侶の修学を中心とした学山豊山の歴史、さらには事相面での醍醐寺や仁和寺と豊山派寺院との関係など、近世の豊山派について学ぶことができた大変有意義な勉強会となりました。