地区仏青だより

埼玉3号仏青 活動報告

 

西日本豪雨災害ボランティア活動の報告

平成30年8月7日に西日本豪雨の被災地の一つである宇和島にて、埼玉三号仏教青年会の有志でボランティア活動を行ってきたのでご報告をいたします。

 

 

ボランティア活動では宇和島市社会福祉協議会の指示のもと、宇和島市内の個人所有倉庫内の不用品搬出や床下の泥除き作業を行いました。倉庫内はまだ湿っており暑く蒸していて、防塵マスクがとても息苦しく感じました。また倉庫内の床には所々穴が空いていて、踏み抜いてゲガをしないように皆で注意を払いました。当日の気温は34℃近くまで上がり、長袖での土嚢つめ作業では、すぐに全身汗だくになってしまいました。小学生の子供を含めた十二名のボランティアが作業を一日行いましたが、時間内に依頼を完了することはできず、復興のためにはまだまだボランティアの人員が必要とされていると実感いたしました。

 

 

ボランティアへ行った時は災害から一ヶ月が過ぎたころでしたが、浸水した家屋はやっと泥出しと消毒が終わっただけで、まだまだもとのように住める状態ではなく、被災地は復興の道半ばといった状況でした。また実際に現地に入り、時間の経過とともに支援のニーズが変わることに気づくことができました。すなわち災害から一ヶ月が過ぎ、生活必需品など物資による支援から被災者に寄り添い気遣う、傾聴するといった支援に重きが移っているように感じました。

この度の災害に際し心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈り致します。