地区仏青だより

東京3号仏青 活動報告

 

令和4年度 東京3号仏青 活動報告

令和5年2月15日(水)

護摩祈願法要

出席者11名 15時から16時まで

この度、弘法大師ご生誕1250年記念事業の一つである、東三支所主催による檀信徒様を集めた催し事を3月に企画しております。
その際に記念品としてお渡しする御守を東三仏青にて製作致しました。
さる2月15日には東京三号仏教青年会会員一同のもと、護摩祈願法要を厳修し、無事成満致しました。
御守を持つことにより檀信徒の皆様が少しでも心穏やかにお元気でお過ごし頂ければとのご祈念を致しております。
また4月に布教活動の一環としてご活用いただけるよう、支所下各寺院様にも御守を配布郵送させていただく予定です。

 

 

令和2年度 東京3号仏青 活動報告

令和3年2月25日(木)

「今、青年僧侶にできることが?」  ~コロナ禍に檀信徒の気持ちに寄り添うために~

 

講師  三浦聖令 師 (当支所内、正覚寺副住職・教誨師・現代教化研究所研究員・同和推進 人権擁護委員会委員)

出席者 12名    13時から16時まで 途中休憩有

 

令和2年は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で主だった活動ができず、例会なども中止or会議はオンラインでの方向転換を迫られた。

その中で初のオンライン勉強会を試みた。講師の三浦聖令師が『仏教タイムス』に寄稿されていたので、講師としてお願いをした。

内容は、コロナ禍での僧侶の体験や指針をご教示いただき、グリーフケアの方法。人が悲しみをどう受け入れていくのか等々。パワーポイントを駆使し、大変わかりやすく良いん勉強会となった。さらに貴重な資料も勉強会後に参加者限定にメールで添付し喜んでもらえた。

その報告で思ったことを述べる。多くの寺院にとって法事、葬儀減少はまさに死活問題といえる。直葬が増加、法事は減少、コロナがより拍車をかけた状態だ。また、このコロナ禍で人々の考え方の変化したように思う。これからの寺院における立ち位置が揺らいでいるのは間違いない。

それでも、我々ができることは一生懸命に拝むことしかない。どんな社会環境になろうとそこだけは自分自身のIDとして貫くほかはない。

 

平成30年度 東京3号仏青 活動報告

平成30年9月30日(日)
【三号仏青の役員による法事の進め方】}

法事の執り行い方は、その僧侶によって違いがある。同じ豊山派の僧侶で、同じ加行、研修等を受けていても、法事の受け方、準備、実際の読経、法話の有無、後座への参加の有無など、一人一人の僧侶や寺院によってやり方が微妙に異なるのが実状である。
そこで、仏青会員が普段のどのように法事を執り行っているかを互いに発表し、法事の行い方について今一度見直すきっかけを作ることを目的として、この勉強会を開催した。
当日は仏青役員六名による、一人発表・質疑応答各10分程度の時間を設けて行った。
この勉強会は、それぞれの仏青会員の法事の進め方に差異があることは事前に予想がついていたため、質疑応答は設けたが、やり方や考え方に対する批判は無しという取り決めにして、特に法事の執り行い方に対する正解を求めることも行わなかった。
細かな差ではあっても、そこには行う僧侶の考え方などが反映されており、普段何気なく行っている法事の進め方を見直す、良い機会になったのではないかと考えている。

     

 

平成30年12月11日(火)
【湯島霊雲寺見学】

 

上野にある真言宗霊雲寺派の総本山である霊雲寺において見学を行った。当日は三号支所会員とご縁もあり、現在霊雲寺の職員である瀬間上人に、ご案内をいただいた。

霊雲寺は江戸時代中期に浄厳和上(和尚)によって創建された寺院である。浄厳は、もとは高野山で出家したが、畿内において活動し、後に五代将軍徳川綱吉と柳沢吉保の帰依を受けて江戸湯島に霊雲寺を建立した。戒律復興運動を行い「如法真言律宗」と称したとも伝わり、道俗の区別なく多くの人々に受戒を行っている。事相面においては新安祥寺流の祖としても知られ、また梵語研究の面でも多大な成果を残している。

今回の見学では、霊雲寺の案内や浄厳和上のことだけでなく、江戸の寺院に関する資料なども見せていただくことが出来、非常に良い研修ができた。