真言宗豊山派仏教青年会

写仏の描き方〜実践編〜

8.飾りの描き方

豪華な宝冠、きらびやかな首回り、仏さまはたくさんの装飾品を身に付けている仏さま。装飾品のことを「瓔珞」といいますが、付けている場所によって名前が違います。首に巻いているものは「咽瓔珞(いんようらく)」。その他に、二の腕に付けているものを「臂瓔珞(ひようらく)」といい、手首は「手瓔珞」といいます。

(1)首回りの飾り(咽瓔珞)

ネックレスのように見えますが、これは「瓔珞(ようらく)」といいます。そのほとんどが図のように、丸を繋げたものか、三本の糸のような形をしています。丸を繋げたものの場合、丸を繋げる描き方と、ローマ字のS(エス)を繋げる描き方があります。ほとんどの場合、丸を繋げるほうが好ましいですが、御数珠など細かい丸が続く場合、後者の描き方もおすすめです。

 

(2)腕にまく飾り(臂瓔珞)

二の腕にはめる腕輪ですが、ここで注意することは、腕と瓔珞の境目をはっきりさせることです。瓔珞に腕の肉が入り込んでいるように描くと、分かりやすく表現できるはずです。

(3)手首にまく飾り(手瓔珞)

ほとんどの手瓔珞は、丸を繋げたものです。手首にまいているわけですから、当然、手前側と奥側では大きさを変えなくてはなりません。

基本の通り、手前側から奥側に向かって描いていきましょう。また、(2)と同じように、手首との境をはっきりさせることも大切です。